エネボスをインストール後最初に起動するのが「新規作成ウィザード」です。
新規作成ウィザードは、エネボスの入力を支援するための機能です。
エネボスの入力はできるだけ少なく簡単になるように工夫されていますが、それでもそれなりに入力項目があります。
特に図面から寸法を拾って面積を計算するのは時間がかかりますし、充填断熱時の柱や梁などの木材熱橋を考慮するのも簡単ではありません。
そこで新規作成ウィザードでは簡易的なCAD機能により、面積計算や部位の生成を自動化します。
また、工法を選択し断熱材の種類や厚さを設定すれば、充填断熱時の木材熱橋を考慮できるようになっています。
外壁や天井、床などの部位も自動で生成され、面積や方位なども設定されます。
このように新規作成ウィザードを活用することで、エネボスの入力を大幅に省力化できます。
新規作成ウィザードで生成したデータは、必要があればエネボスで編集することもできます。
新規作成ウィザードの以下のページがあります。
住宅
概略平面図
寸法入力
断熱工法
設計仕様
各ページを入力し「完了」ボタンをクリックすると、外壁や天井などを生成し、面積や設計仕様などを自動で設定します。
新規作成ウィザードで窓・ドアは設定されませんので、これらはエネボスで追加してください。